とりあえず最近アマプラで見たやつ

★『怪怪怪怪物!』
いやこれめちゃめちゃ面白かったんだが?🤔
タイトルとサムネのおどろおどろしさでバイバイしてしまったひとは絶対損してる…。
ホラー(怪物)要素よりも人間悪、的な話なのでそういう胸糞悪さが苦手なひとは見ない方がいいけど…。
思ってたよりグロくはないけど話の展開的にメンタルには来る。
途中から怪物のほうに感情移入してしまうのは仕方がない(むしろ怪物姉妹が可愛く見えてくる)。
ハッピーエンドではないが、終わり方がよかった。
近い系統で言うと湊かなえの「告白」っぽさがあるかも。あの感じが苦手でなければオススメ。
蛇足:今思ったけどタイトルの「怪」の数はいじめっ子の数を表してるのかな…?


★『ザ・セル
あらすじはパプリカ参照(違う)。
殺人鬼の心の中にダイブするって感じの話。心象風景?精神世界?の描かれ方がダリの絵画みたいで良かった。映像美。ストーリーはありふれているといえばありふれてると思うけど、あのビジュアルと世界観はよく思いついたよなあ…。
ターセム・シン監督なのでまあまあグロい。個人的に彼の映画のグロさは結構精神にくる(インモータルズの「ファラリスの雄牛」シーンはわりとトラウマ)。
今回のトラウマポイントとして、「ダミアン・ハースト」と「聖エラスムス」という単語で嫌な予感がしてしまったひとはその予感の通りだから見ない方がいいかもしれない。
しかしなんやかんやで不思議とハッピー(?)エンドなので後味はそこまで悪くないかな…。
全体的チープさはあるけど、作りこんでる世界観が面白かった。



★『スイスアーミーマン』
予告とかポスターのイメージ通りでみていくとオチでダメージ負うから気をつけて(←※負った人)。
でもあのオチを重く捉えてる人がなかなか居ないんだよね〜…なんで?🤔
90分しかなくてとにかく映像も綺麗だからとても見やすかったよ。
途中までほっこり見てたんだが、いや展開(オチ)〜〜!?となってしまった…。BL BL 言われてるけど私はオチに持っていかれすぎて萌えとかはオナラと共に吹っ飛んじまった。
そんなわけで個人的にあまり後味良いとは言えないけど、なんか切なさの風味が爽やかなのは何故なんだろう。
そういや監督さんはもともとMVディレクターやってた方らしいけど、それ聞かされると「あーなるほど」となる撮り方?画面の作り方だね〜。


★『ミスミソウ
いやたぶん今年見た邦画のなかでいちばん面白かったよこれ………。グロがちゃんとグロくてめっちゃ良かった。生々しさが1億点満点。漫画も読了済みだけど、漫画に忠実なところと映画オリジナルの割合が違和感なく良かった。特に終わり方が違ってるってことだったんだけど、私的に「これはこれでいいじゃん」って感想。ただ死ぬより地獄な気がしたので。